東京マラソン2019にチャレンジしてみませんか?

マラソン

初めてのフルマラソン

美舞千歌(みませんか)です。

ちょうど半年前のきょう、東京マラソンが行われ千歌も参加しました。

初めてのフルマラソンでした。

 

去年、ブルゾンちえみさんが日本テレビの24時間テレビでマラソンを

走っているのを見て心が動き、指も動き、東京マラソンの申し込みにクリック。

きっとだめだろうと思って、すっかり忘れていたのですが、

なんと当選! 友達にはビギナーズラックだと言われました。

 

実際に走る練習を始めたのは12月頃から。

それまではまずは長く早く歩くことを目標にしていました。

運動不足がたたり、何度も脚がつりそうになりました。

マラソンを走るのは学生以来。

とても走り続けての完走は無理だと思っていたので、

なんとか歩いてでもゴールできればと思っていました。

 

まずは5キロに挑戦!

12月のある日、まずは5キロを走ってみようと皇居へ。

皇居は外周1週が5キロと、とても分かりやすいので、

多くの方がマラソンをされています。

 

何度か歩いたり、走ったりして5キロを回ること数回、

12月中に10キロ、ようやく走れるようになりました。

1月には、15キロと20キロを1回ずつ走って、東京マラソンに望みました。

 

東京マラソン当日

当日は、ゼッケンの番号ごとに分けられ各ブロックごとに並ぶのですが、

早く走れる人は、スタートラインから早い地点、

遅く走る人はスタートラインから遠いところで整列します。

スタートラインに到着するまで20分ほどかかりました。スタートの号砲から時計が動き始めるので、スタートまで行き着く20分を頭に入れておかないと制限時間に間に合わず、足切りされてしまいます。

 

私のブロックからは、セレモニーが行われているメイン会場は見ることができませんでしたが、スピーカーから流れるMCや音楽で気分は盛り上がっていきます。2月5日の当日は、とても寒く、体温調整が大変でしたが、気分は高まりました。

 

東京マラソンスタート地点

東京マラソンスタート地点

自衛隊の方々の演奏の中、小池百合子知事をはじめ大勢の方が手を振り見送ってくださいました。まるでパレードに参加しているようです。

 

スタートラインへ

少しずつ歩く速度が速くなり、周りの人も走り始めました。

いよいよスタートです!

 

沿道のあちらこちらで多くの方が応援してくださいます。

東京マラソンの楽しいところは、右側、左側とポイントごとに

応援団がいてくださいます。例えば、右の沿道にブラスバンドの応援があれば、左の沿道ではYMCAをかけて応援してくださったり。

YMCAの応援団がかける曲に乗って、その場を通るランナーは全員、YMCAを走りながら踊りつつ、通過します。なんだか照れくさいのですが、それがお祭り気分で楽しく、私もやってしまいました。

はたまた右の沿道にお囃子で応援する団体があれば、左の沿道にはなんと24時間テレビでマラソンに挑戦した林家たいへいさんが応援に。もちろん握手していただきました。

 

バテバテの15キロ

そんな感じで、10キロ、15キロ地点までは順調でしたが、あまりに楽しすぎて自分のペースはいつもの1.5倍くらいの速さで早くもバテてしまいました。あんなに読んだ本で、ペースには気をつけるように書いてあったのに。。。

 

給水所は所々にあるのですが、私が通るころにはほとんど片付けが始まっています。

完全に制限時間ギリギリで走っています。

 

応援ランナー

そのうち、風船を持って走っている3人の方が。。。その方たちは応援ランナーでその人たちの後ろを走ってしまうと制限時間をオーバーしていると走りながら説明を受けました。

 

これは大変!風船チームに抜かれたり、追いついたりしながら、なんとか20キロ地点は過ぎました。

18キロ地点から少しずつ脱水症状が進んでいて、ほとんど足も上がらなくなっていたので、このボコボコした青い布の地面を歩くのも大変でした。

かなり気を遣って水分補給をしていたつもりでしたが、いつの間にか飲むと言う行為が面倒になっていて、気付かないうちに体の水分が抜けていたようです。体全体がむくんで、地面を蹴っていてもフワフワしている感じでした。

きっと水分を取ることが面倒になっている時点でもう脱水が進んでいたのだと思います。

 

風船チームは、常に同じペースで走っているのですが、もう姿は遠くなっています。折り返し地点には、ポカリスエットが置いてあり、頑張って飲み干しましたが、足りなかったようです。

 

迫り来る! ランナー回収バス

ちょっと見えにくいのですが、折り返し地点の写真の後ろ側に黄色いバスがあります。このバスは、制限時間に間に合わなかったり、体調が悪かったりするランナーを回収していくバスです。そのバスが迫ってきています。全部で3台見えました。

今から私の精一杯を出して走っても制限時間内に次の地点に行くのはもう無理だな、と思いました。バイクに乗った警察の方も「大丈夫?」と心配そうです。救護の人たちも来てくださいました。

沿道の方も「最後まで頑張れ~」「まだまだ行ける!」「エアスプレーかけるか?」「無理しないで~」と口々に応援してくださいました。

体温も下がってきていたのですが、本当に心は温かく、行けるところまで行こうと思いました。

結局、22キロ地点でバスに回収されました。

 

回収された車内で

回収されたバスに座ると、隣に85歳のおじいさんが。フルマラソン挑戦はこれで4回目とのこと。前回は8キロ、今回は16キロ走ることができた。ヒザが痛くて出られない時もあったけど、今年は調子が良いから出た、とおっしゃっていました。

今日はどこまで走れて、練習では何キロまで走っていたのかを聞かれたので、今日は22キロ、練習は20キロと伝えました。「マラソンはねえ、練習した距離しか走れないんだよ」とおじいさん。

「また練習して挑戦すればいいんだよ。僕は85歳だけど、また来年このマラソンに出るよ。完走はできないかもしれないけど少しずつ距離を伸ばせばいいんだよ」とおっしゃいました。そのお話を伺って、私もまたフルマラソンに挑戦しようと思いました。次回挑戦する時は、水分の補給を学んで挑戦しようと思います。

今年はみやぞんさんがスイム1.55キロ、バイク60キロ、マラソン100キロの挑戦を24時間テレビで行っています。

前回の東京マラソンの申し込みは、24時間テレビのブルゾンちえみさんを見て申し込んだので、今年もみやぞんさんの頑張っている姿を見て、先ほど申し込みました。験担ぎです。抽選なので、参加できるかは分かりませんが抽選結果が楽しみです。

 

いすみ健康マラン(増田明美杯)

次回は、もっとしっかり練習しようと思い、まずは12月2日(日)に行われる「いすみ健康マラン(増田明美杯)」のハーフマラソンに参加して、東京マラソンに向けて体調管理をして、次回こそ完走を目指したいと思います。

東京マラソンは、本当に良い思い出になりました。応援が力になって、もうダメだと思っても走れるようになると聞いていましたが、本当にそのとおりでした。皆さんの応援に感謝し、無償の愛を感じました。是非、皆さんにも体験していただきたいマラソンです。エントリーは8月31日までです。

東京マラソン、エントリーしてみませんか?

美舞千歌(みませんか)でした。

 

 

タイトルとURLをコピーしました